近年日本におけるガンによる死亡者数は増加を続けておりますが、その中でも肺ガンによる死亡者数が際立って増え続けております。
国立がん研究センターの統計によると、 2009年ではガンよる死亡数の多い部位は男女共に肺が第1位となっております。
以前は胃が第1位でしたが、胃は増減が殆ど無く、男性は1994年・女性は2007年以降、肺が胃を抜いて更に増えております。
罹患数(発生数;全国推計値)という観点からガンの部位別の順位を見てますと、肺は男女共に1位ではありません。
肺ガンの5年生存率は2割から3割で、胃ガン・大腸ガンの5年生存率が7割から8割であることを考えると、肺ガンは治りにくく、致死率が高い病気であることがわかります。
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